浜御塩工房 竹敷

食品工場としての環境を備えた浜御塩工房竹敷
2004年7月浜御塩工房竹敷がスタートしました

浜御塩工房久須保が稼動してから、約2年後の2004年7月から浜御塩工房竹敷に生産の大半を移転しました。

久須保と同様、竹敷もすばらしい自然環境に恵まれた所です。浅茅湾のきれいな海と原生林の生い茂る小高い山々に囲まれています。工場から見渡せる範囲には、民家が一軒もない場所です。(残念ながら、携帯の電波もほとんどはいりません。)
2005年からは、浜御塩工房竹敷で、「浜御塩藻塩」も生産するようになりました。今の藻塩の味を安定させるまでには、約2ヶ月間かかりました。毎日毎日一釜づつ、おいしい藻塩作りのために、試行錯誤しながら炊いたことがいい思い出となっています。
塩作りは、なかなか奥が深く難しいです。
  今日もまた、製造方法等に関してミーティングを開き、お客様から「おいしい塩」とご評価頂けるよう改善を続けています。

バイオマスチップ
ボイラー

浜御塩工房で、2011年1月11日から
バイオマスチップボイラーが稼働しました
「浜御塩えこそると」の誕生です!

浜御塩工房竹敷では、真剣に環境問題への取り組みを進めてきました。
2007年12月には、逆浸透膜を使って、海水から水を取り出すことにより、濃い海水を作ることができる海水濃縮装置を導入しました。そして、2011年1月11日からは、長年の夢であったバイオマスチップボイラーが稼働し始めました。

浜御塩工房では、海水を濃縮しながら、伝統的な平釜で炊き上げ、塩を結晶化させる方法を今でも採用しています。しかし、今までの重油ボイラーに代わって、対馬の森の間伐材から作られたチップを燃料にするバイオマスチップボイラーを今回導入しました。環境にやさしい間伐材のチップを燃焼エネルギー(チップはCO2を吸収し、その分を燃焼時に発生させます。カーボンニュートラルの考え方で、実質CO2の発生がゼロと計算できます)を使って、今まで通り伝統的な平釜で炊いています。
こうすることで、環境(地球、あるいは対馬の森)にやさしい塩が出来上がります。

このバイオマスチップボイラーを使用し、平釜で炊かれた塩を、今後新たなブランド「浜御塩えこそると」として、販売を4月1日より開始しました。

検査室

浜御塩工房での検査室が充実しました
菌検査、水分検査に加え、成分分析(マグネシウム、カルシウム)もできるようになりました!

浜御塩工房竹敷で開催された、「塩の簡易分析セミナー」後、外部に委託していた成分分析(カルシウム、マグネシウム)を自社で行う体制になりました。

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