こんな、こだわりの天日塩に出会ったのは、初めての経験!味に繊細な、和食にお薦めのお塩です。
何と言ってもこの塩の特徴は、入浜式塩田と天日塩田の2種類の塩田を利用して、丁寧に天日の力のみで塩づくりがおこなわれている点です。
ベトナムの北中部に位置するゲアン省(NGHE AN)では、3月~10月頃の天気のいい日に、強い太陽の光と熱、風の力のみで、塩職人たちが2種類の塩田を使いながら塩作りが行われています。
入浜式塩田(濃縮海水を作る作業)
先ず、広大は入浜式塩田で、濃縮海水を作るための作業が何日もかけて行われます。満潮時に海水は水路を通り、入浜式塩田(日本においては、瀬戸内沿岸を中心に江戸初期から昭和30年くらいの約300年続いた製塩法)に入ります。毛細管現象で、海水は砂の表面で結晶化します。結晶を含んだ砂は、ぬいに集められ、海水をかけられ、海水濃度が高くなります。この作業を何回も繰り返すことにより、海水濃度は20%以上までに引き上げられます。
天日塩田(塩の結晶化の作業)
朝早く、きれいに掃除が行われた小さく区画された結晶塩田に、入浜式塩田で濃縮さえた濃縮海水が入れられます。この結晶塩田では、毎日少量のサクサクしたフレークタイプのお塩が、その日のうちの夕方に回収されます。 一日で結晶した塩なので、大変白土が高い、きれいな結晶のお塩を取ることができます。味も抜群です。
「ゲアンの古式天日塩」は、結晶塩田で採取された塩を程よく天日干しした後、粉砕し、料理に使いやすい粒形にしました。特に、和食にお薦めのお塩です。粗塩タイプ。
「ゲアンの古式天日塩 中粒」は、上記の入浜式塩田、天日塩田で結晶したお塩を粉砕をすることなく、採取されたままのフレークタイプの結晶塩そのものです。
天日干しにより、程よい乾燥が行われます。カリカリとした、口どけの良い中粒の食感をどうぞお楽しみください。 和食は勿論のこと、ステーキ、焼肉、焼き鳥、サラダなどにもお薦めです。
「ゲアンの古式天日塩 中粒」 (商品写真一番下の黄色とブルーのパッケージ)